できれば妊娠前にある程度は練習すべきです。

私は妊婦になる前までは、ほとんど車を必要としない生活をしていました。子供が出来たら漠然と車での移動が増えるだろうなと予想していたものの 、主人も同じくペーパードライバーのため夫婦二人して運転に不安があるという非常に心配な状況にも拘らず、特に行動に起こすこともなく妊娠を迎えてしまいました。
結果的にはこの状況は大失敗でした。妊娠して仕事も辞めて時間が出来た分、ドライブで運転技術をあげようと思っていましたが、そんな安直な考えを持っていた私に妊娠判明時から早速悪阻地獄がやってきました。
世の中の妊婦さんと同じ様な症状でしたが、私の場合、匂いがとにかくダメで自宅の匂いも気になるくらいでしたので、当時まだ購入して間もなかった新車のあの独特の匂いが非常に辛かったのを覚えています。助手席でも辛い状態で運転など出来るわけがありません。悪阻が落ち着くまで運転練習はやめようと思いただ日々か過ぎるのを待ちました。
5ヶ月の終わり頃になると、ようやく身体が楽になってきたのでようやく練習し始めました。引っ越し先が都会のど真ん中だったので、免許取り立ての頃に田舎道をトロトロ走っていた私には本当に大変でした。新車なのに細かい傷を数箇所つけてしまいました。
そして、ようやく一人でも運転できる自信がついてきた頃が妊娠も後期に入っていた為、今度はお腹がどんどん大きくなってきていました。慣れない身体で目視確認で後ろを見たりするのもシンドイ状態でしたが、大切な命を宿している状態で事故にあうわけにはいかないと気持ちを引き締めて毎回緊張感いっぱいで運転をしていました。
初めは近所のスーパーまでやコメダなどの駐車場の広いコーヒー店から始め、最後の頃は高速道路にも乗ったりしました。未だに高速道路は克服したとは言えませんが、下道ならほぼ何処へでもナビを見て行くことができる様になりました。
その後臨月に入りさすがに一人で運転する事はしなくなりました。そのまま出産を迎えかわいい赤ちゃんと対面し、幸せで大変な日々が始まりました。何とか間に合った、晴れて出産を終えたことだし我が子とお出かけをしよう、と意気込んでいました。
もちろん産後すぐは里帰りをしたり、戻ってきてもしばらくはほぼ引きこもりで赤ちゃんのお世話に邁進する生活です。ようやく赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて再び運転する時にはまたブランクを感じて不安な状態での運転となってしまいました。私の場合、お腹が大きくなってから本格的に運転に慣れていったのでなんとなく今の赤ちゃんを産んだ後の身軽な状態だと以前とは異なる変な感じがしてそこにも戸惑ってしまいました。
また、どうしても後ろに赤ちゃんがチャイルドシートにいると思うと気が散ってしまいます。泣いたり吐いたりした事もあるのでその度に近くに路駐して対応するのにも苦労します。運転に慣れていたらさっと判断して対処出来るものも、いちいちあたふたしてしまいました。
やはり妊婦になってから練習をしようなんて浅はかだったと思いました。私の場合、大きな事故がなかったので笑って話せますが、何かあったらと思うと軽はずみな行動は控えるべきだったと反省しています。
もう既に妊婦さんになってしまった方へ。赤ちゃんの命が第一です。無理は禁物ですよ。産後までおぼつかない状態であったとしても、その後長い期間かかっても慣れていけば大丈夫です。少しずつでも運転していれば必ず自信がつきますよ。